・所在地 埼玉県白岡市
・リフォーム面積 120㎡ (36.3坪)
・構造規模 木造2階建
・工期 3か月
・家族構成 夫婦
・施工会社 (有)富祥工務店
・担当者 山本 徳子
30年前に建売で購入した一戸建ての、断熱化も併せた全面リフォーム。 子どもたちが独立し、60代の夫婦二人暮らしに。
自分のために使える時間が増えた奥様は、野菜作りや料理教室通い、友人との交流に忙しい。 ご主人は仕事のリタイアを機に、地域のボランティアや新しい趣味など、第二の人生を歩み始めた。
人生後半の二人暮らしをより充実した快適なものにするために、友人や近所の人たちに気軽に集まってもらえる家をめざして1階の全面リフォームを実施。
■ リフォームのポイント ■
- 断熱性の低さを改善し、冬も暖かい家に。
- プランを見直して家事動線を改善。
- 大好きな料理をもっと楽しめるようにキッチンをカスタマイズする。
- 造りつけの収納スペースを増やして、あふれていた物をすべて収める。
- 和室をフローリングに変更し多目的ルームに。将来は寝室にできるようにクローゼットも設ける。
■ リビング・ダイニング
冬も暖かく、人を呼びたくなる場所に
天井や床に断熱材を入れ、窓を二重にして寒さを解決。 今回リビングとダイニングに床暖房も入れた。
窓はカーテンを空気を含むハニカムシェードに変更し、そこでも断熱性能を上げている。
フローリングと同じ高さのデッキスペースを設けることで、さらに広々と開放感のある空間になった。
庭の緑を眺めながら食事ができるダイニング。
壁いっぱいにカウンター収納を設けて、置き家具をなくし、スッキリした空間に。
6人掛けの大きなテーブルは、友人たちの集まりや、子どもたちが家族を連れてきたときにも活躍する。
テーブルに並ぶのは、奥様が育てた有機栽培野菜を使った手料理。
■ キッチン
コンパクトで快適なキッチン
広すぎて使いにくかったキッチンは、コンパクトながら多機能にリフォーム。
細かいニーズに合わせて奥様仕様にするために、オーダーキッチンにしている。
引き出しと吊戸棚の中に調理器具や食器がすべて納まり、物が外に出ないスッキリしたキッチンに。
勝手口との間にもう一枚扉を設けることで食品の貯蔵庫ができ、室内側には冷気が入り込まなくなり、寒さの問題からも解放された。
■ 洋 室
将来を見据えた多目的ルーム
和室をフローリングの多目的ルームに変更。
押し入れを壁一面のクローゼットにしたため大量の洋服がすべて収まり、洋服ダンスを処分することができた。
現在はご主人の書斎として使っているが、いずれお母さまと同居することになったときには寝室に。
やがて夫婦が1階だけの生活をする時にも寝室になる予定。
多目的ルームとリビングとの間にはルーバーを設置。
ゆるく仕切ることで別の部屋にいてもお互いの気配を感じることができ、安心感がある。
■ 玄関ホール
来客を迎える明るい空間に
ドアを開けてまず目に入るフォーカルポントの正面の壁は凹凸のあるタイルで印象的に。
左側に収納をまとめ、安全に昇り降りするための手すりも設けた。
■ 洗 面 室
毎日の洗濯をラクにする洗面室
通り抜けができる洗面室にしたことで、明るく使いやすい空間に。 天井から床までの収納棚を設置。 奥行きが浅いので使いやすく、タオルや洗剤のストックなど日用品をたっぷりと収納できる。
キッチンにあった洗濯機を洗面室に移動。
以前は、洗面室で手洗いしたものをキッチンまで運ぶのが大変だったが、洗濯機が浴室にも干し場にも近くなり、毎日の洗濯が一気にラクになった。
■ パウダールーム
ゲストも気持ちよく使える
家事室だったところを明るいパウダールームに。 来客時にも便利な位置に。
【 階段下 】
階段下のスペースを利用して、ダイニングに縦長の収納を設けた。 散らかりがちな雑誌などを収納しておける。 扉を閉めたら壁と一体化するので気にならない。
【 キッチン 】
シンクの下にゴミ箱を設置して使いやすく。
スライド式の収納もワンアクションで調理道具に手が届くので便利。物がどこにあるかわかりやすく使いやすいので、最近ではご主人もキッチンに立つことが多くなったそう。
キッチンの扉の奥にある大容量のパントリー(貯蔵庫)。
対面にも棚があり、奥様が畑から戻ったらここに道具を置いてから上がれるので、キッチンが汚れることもなくなった。
【 干し場 】
洗濯物干し場のすぐそばにクローゼットがあるので、取り込んでそのまま片づけられる。干し場にはついたて壁を設けて、表からは見えないようにした。