家族ひとり一人の居場所を確保
・所在地 東京都青梅市
・リフォーム面積 142.42㎡ (43坪)
・構造規模 木造2階建
・家族構成 夫婦 + 子ども4人
・施工会社 内田産業(株)
・担当者 鷹野亜沙美
国際結婚をした夫妻と子ども4人の6人家族の住まい。
12年前に家を新築した時には小さかった子どもたちも思春期に。 大きな子ども部屋に2段ベッドをおいてワイワイガヤガヤと楽しく過ごしてきたが、これからの家族に合った間取りにリフォーム。
子どもたちひとり一人が自分の世界をもちながら、家族全員が集まる時間も大切にしたいという考え方に沿って間取りを考えた。
■ リフォームのポイント ■
- 子どもたちが両親を助け、家事がしやすいように動線を見直した。
- キッチンは複数人で料理や片づけができるように2列型から調理台を囲むL字型に。家族のコミュニケーションの場所になっている。
- 2階に子どもたちの各部屋と、シャワールーム、それぞれが使える家事室(ランドリー)を設けた。
- 思春期の子どもたちの居場所はそれぞれの個性を考慮しながら設けた。
- 1階は廊下に沿ってクロークや収納を増やし、片付けやすくした。
- 来客が多いため、1階のメインリビングのほかに、2階に子どもたちのためのセカンドリビングとライブラリーを設けた。
■ キッチン
家族みんなで料理や片づけができる
中央にアイランドの作業台があり、回遊できるL型キッチン。
複数人が一緒に料理をしたり片づけをしたりできる。 家族が集まって会話する場所にもなっている。
大小2つのシンクを設けた。
小さいパーティーシンクは洗いものや下ごしらえのサブにも使える。
子どもたちはiPadでレシピを見ることが多い。
調理しながら見られる場所に、ステンレスのタブレット置き場を設けた。
アトリエサラでは、スイッチやリモコン等の操作プレートの位置は額などのインテリアを邪魔しないように一般的な高さより低めの90㎝にしているが、「もっと低くして目線から外したい」という施主の要望に沿って、75cmに設置。
■ 妻のワークスペース
キッチンに奥の妻ワークスペース。
階段下のデッドスペースを利用。
■ ライブラリー
子どもたちが勉強や読書に使うライブラリースペース。
廊下に面した開口部から中の様子が見える。
集中しつつ孤立しすぎない空間に。
■ 各 個 室
子どもたちひとり一人の個性を大切に
セカンドリビングのはしごを上がったロフトにあるのが、長男と三男の寝室。
二男の寝室。 勉強に集中するためにひとり部屋を設けた。
2階のゲストルーム。
海外からのゲストが訪ねてくるときは、ここが寝室になる。
■ シャワールームと脱衣スペース
1階の浴室とは別に2階にもシャワーブースを設けている。
子どもたちも、朝や夜など汗を流したいときに寝室から直行できて便利。
■ 家事室兼洗面室
洗濯も快適に、それぞれが自分で衣類を管理。
2階にある家事室兼洗面室。各自で使うため洗濯機は2台。
乾燥機も欠かせない。 手前は洗面カウンター。
洗濯機の横の洗濯物をたたんだり、アイロンがけができるカウンター。 家族それぞれが使えるオープンスペース。
■ 玄関ホールと廊下
たっぷりの収納でスッキリと片づく空間に
壁に沿って、家族分のコートやバッグがしまえる大容量の収納を設けた。
【 キッチン 】
キッチン収納の一部は、引き出してワゴンとして使える。 使いづらい角の部分も、スライド式の収納に活用している。
ホットプレートやフライパンは、スライド式の棚でワンアクションで取り出せる。 収納する物に合わせて空間の無駄がないように設計。
ゴミ箱はシンクの真下にあるので動線が短く、調理がスムーズ。
【 玄 関 】
玄関の両側に天井から床までの壁面収納を設け、家族全員の靴や傘を収納。
【 廊 下 】
玄関近くには家族がよく使うバッグを収納しておけるスペースがある。 扉はプッシュ式で取っ手がないので、閉めれば壁に同化して存在感を消すことができる。
廊下に設けた日用品の収納スペース。
玄関側からは死角になっていて見えない。
【 脱衣室 】
脱衣室に設けたリネン庫。
下においた洗濯かごは家事室から取り出せる。